製作レポート1

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長野県の里山近く、無垢の木材を使って、ひとつひとつていねいに手作りしています。いい出会いをお待ちしています。

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ロケットストーブを作る

ro100.jpgafterro101.jpgbifore太を切って、モルタルを練り、レンガを積み、泥を塗って、煙突を付ける。なかなかの大仕事。 楽しみながら?作りました。
 その過程を紹介します。

2012年の正月
特に厳しい寒波の中
その作業は始まりました。

そして、約1ヶ月後
リビングの様子は一変
ロケットストーブの存在感はなかなかのものです。

ro40.jpg1 普通の赤レンガが約420丁、耐火レンガが20丁くらい

ro41.jpg2. ALC板(軽量気泡コンクリート)の加工ro45.jpg3.レンガの規格外のサイズをコンクリートを型に流しこんで作る。ro48.jpg4. レンガをモルタルでつないで2丁掛けを作ります。  積むときはそーっと‥
ro54.jpg5. レンガの切断が多いので、スライドマルノコで。

ro44.jpg6. 角の丸みもカットトしておきます。100個くらいあります。ro46.jpg7. ボイド管の型に耐火セメントを流し込んだところ。ro47.jpg8. 型を外して、ヒートライザーのできあがり。内径200φ 外形250φ
ro11.jpg9. カウンターの丸太を切りました。

ro42.jpg10. モルタルを練る準備 砂にセメント、水ro12.jpg11. 断熱層のALC板を置いたところro43.jpg12. 積むレンガを水に浸します。これも大変

ロケットストーブ作りは、LinkIconロバの家具やのブログの中でも紹介しています。ぜひのぞいてみてください。

製作Report① 準備
レンガを積み始めるまでに、積む場所や、レンガ、モルタル等の準備をしなければなりません。また、ヒートライザーとする、耐火セメントの筒の製作、特殊な形のレンガやコンクリート平板も前もって作っておきます。


1~6 材料の準備をします。

ALC板は丸鋸で切ることができます。 大きいサイズのレンガが無いので、型枠を使ってコンクリートを流込んで作りました。 ダイヤモンドカッターはφ180のものをスライドマルノコに付けてレンガのカットに使います。

7~8 ヒートライザーを作る。

250φと200φのボイド管を入れ子にして ヒートライザーの型枠を作ります。そこにAGCセラミックス(株)のアサヒキャスターCA-13Sを流し込み 待つこと3日型枠を外せばヒートライザーの出来上がり。

9~12 設置場所を作る。

まず、丸太のカウンターを切って 取り除きます。下に見えるのは土台の唐松材。 ALC板(t=50mm)を2重に重ね断熱層を作ります。この上にレンガを積んでいくことになります。 モルタルの準備では ポルトランドセメント 砂 水 攪拌用のドリルとハネ を用意します。 また、レンガを積む際は少しの間レンガを水に浸します。コンクリートは水と反応して固まるためです。