雨の降り始めから、貯水までの概略図です。
降り始め 屋根に降った雨は、雨どいを通って初期雨水タンクへ流れ込みます。降り始めの雨には大気の汚れや、屋根の汚れを含んでいますので、初期雨水タンクに導き入れ、貯水タンクには流れ込みません。
貯水 一定量の雨水が初期雨水タンクに流れ込むと、一杯になり、途中の分岐から貯水タンクへと流れ、貯水が始まります。
満水 貯水タンクが一杯になると、あふれた水はオーバーフロー管から外に排出されます。
初期雨水の排出 初期雨水タンクの先端には、φ1.5mm程の小さな穴が開いており、そこから少しづつ水は排出され、次回の降雨までには、初期雨水タンクが空になっているはずです。
ここには屋根のごみや落ち葉なども流れ込むので、定期的に点検口を開け掃除が必要になると思もわれます。